海洋深層水 地球温暖化,地球環境

海洋深層水の変調による地球環境バランス崩壊の恐怖


1 人類の発展は言葉と文字
2 文字と民族の盛衰1
3 文字と民族の盛衰2
4 文字と民族の盛衰3
5 海洋深層水と地球環境
6 日英米の民族性と経済
7 尾張知多の海運と醸造
8 日本音吉の話
9 尾張知多の教育風土
10 自費出版文化賞






 
1. 地球の誕生時に偶然できた季節変化の仕組み
  最近健康に良いと言うことで時々話題となる海洋深層水に付いて、研究者の間では常識となっている地球気温の制御機能についての話です。
 約46億年の昔太陽系の一惑星として地球が誕生したとき、地球が太陽を廻る公転軸と、地球の自転軸の間には 約23.5°のずれができました。その結果公転軌道上の地球の位置によって地球上の各地での太陽光の照射角度が変わり、地球各地に 季節の変化が生じました。この季節の変化を起因として、地球上の各地の気温に大きな影響を与える海流発生の仕組みが 1970年頃から核実験によって放出された微量の放射性元素の分布調査から明らかになってきました。

2. メキシコ湾流により北欧諸国は同緯度の他地域と比べ温暖
 良く知られていることですが、ロンドンでは、緯度が樺太相当にもかかわらず、冬季でも気温が氷点下になる様な 日は年に幾日もなく、夏もあまり暑くはならず大変温暖な気候となっております。この理由はメキシコ湾及び赤道付近の 大西洋で暖められた海水がメキシコ湾流として、イギリス近海に流れ込み冬季の気温を同緯度の太平洋側の気温と比べて 10°以上も上げていると推定されております。このメキシコ湾流の発生の仕組みが、近年の研究によって明らかにされてきました。

3. 海洋深層水の生成とメキシコ湾流
  北極で冬季気温が下がると
海水が凍りますが、海水が凍る
場合真水のみが凍り、氷の中か
ら塩分は排除されます。そのた
め 周辺の海水の塩分濃度が上
がること、及び外気温が低いた
め海面近くの海水が冷やされていることが重なって海水の比重が 重くなり、海水は海底に向かって沈んで行きます。沈んだ海水を補う形でメキシコ湾流が流れ込んでくるのです。 即ち、 北極に於いて氷を作ったエネルギーが海流循環の基となっているのです。
ここで沈み込んだ海水は比重が高いため、1000, 2000年の 単位で大西洋,インド洋,太平洋へと 世界中の深海海底を海洋深層水として循環してゆきます。そしてこの海水は地球の自転,風, 海底地形の影響によりところどころで海面に湧昇しております。この仕組みは南極に於いても有るのですが、南極はほとんどが大陸のため その機能が小さいと言われます。

4. 海洋深層水の恵み
 海洋深層水は冷たく、長い年月の間に海面から沈んできた有機物質が分解されて出来た生命の根元 とされる窒素,リン等を多量に含む栄養塩海水となっているため、湧昇海域ではプラントンが多量に発生し、豊かな漁場となります。 また、特筆すべき機能として海洋深層水の流れは、特に北欧地域では、メキシコ湾流を呼び込み冬季の気温を上げ、熱帯地方では冷たい海流によって気温を下げる地球のラジエーターとも言える重要な機能を持っております。
5. 13000の昔海洋深層水の流れが止まって地球は寒冷化
  デンマーク領グリーンランドの何万年も昔からの積層氷床の調査結果によると、今から13,000年ほど前、丁度マンモス象が絶滅した時期に 当たると言われますが、地球が寒冷期から温暖化が進んだ時点で、突然数十年の内に平均気温が7, 8°下がり寒冷期た逆戻りした時期があり、これは海洋 深層水の流れが止まったためと言われております。 その原因として、当時米国の五大湖付近に日本の面積に等しいくらいの巨大な湖があり、カナダ側は氷河でせき止められていたと想定されて おります。温暖化が進んだある時期、この氷河が溶けて湖の真水が一気に北極海に流れ込んだことが五大湖近くのカナダ国境の地形から 推定されております。このため北極海の塩分濃度が下がり、北極海で氷が出来ても海水の塩分濃度が十分に上がらず、新たな海洋深層水が 出来ずにその循環を止めてしまったと推定されております。この循環が止まると、北極圏を中心に冬季に大幅に気温が下がり海面及び陸地が 凍り付き、結果として太陽光を反射してしまい、ますます温度が下がったとされております。

6. 地球の歴史で気温は2極安定:寒冷化への脅威
氷床及び化石の調査により、地球誕生以来の気温の歴史を調べると、ほぼ2極安定の低温期と高温期を不規則に繰り返していると言われます。 現在は高温期で地球温暖化が心配されておりますが、学者によっては、高温期は一般的に生物にはプラスの環境であり、低温期になったときには 食べ物が不足し、一部種の絶滅につながると心配する人もおります。
次に低温期にむけ地球のスイッチが切り替わる仕組みは、温暖化により熱帯地方で蒸発した水蒸気でこの地域が高気圧となり(水が蒸発すると 体積は約1,700倍)、この水蒸気を含んだ湿った空気が気圧の低い北欧及びシベリア地方に流れ込み、冷たい空気に触れて大雨となって降り注ぎ、 一層の気圧の低下をきたし(水蒸気が雨となると体積は1/1,700)異常気象を誘引する。この結果北極海の塩分濃度を下げてしまい、海洋深層水による地球気温の調整機能を止めてしまう時ではないかと言われております。最近はスーパーコンピュータにより、地球レベルの色々なシミュレーション もされ始めておりますので、その結果と人々の叡智によって子々孫々に渡り、現在の快適な生活が続くことを祈るほか有りません。

7. 気候変動による地球気温の平準化(参考)
太陽熱の地球への照射熱量は、地面に対する入射角によって決まり、赤道付近が最大となり、極地では殆ど零となり、このままの状態では赤道付近は灼熱地獄、極地では絶対零度近くになると想定されます。 この気温差を平準化しているのは、赤道付近の海水による蒸発熱の吸収と、この水蒸気を含んだ空気が高緯度地域に流れて冷やされ雨となる時の凝固熱の放出、及び海洋深層水等の海流によって行われます。 この様な地球のバランス状態で、もし海洋深層水の流れが止まった場合は、気温の平準化は海水の蒸発、凝固熱のみとなるため世界中で台風、竜巻、大雨等の異常気象の多発となります。北極の氷が減少している事実はすでに海洋深層水の減少を意味し、既に各地の異常気象にその兆候が表れていると 思われます。

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