1. 昭和の絵手紙
   ISBN4-903257-01-0
     著   者     間瀬時江
     編集・発行     泣jイミコンテンツサービス
     発    行     2005.08.05      価格1890円        

 第9回自費出版文化賞入選作品





 この「昭和の絵手紙」
平成17年8月5日出版され,
同年8月毎日,中日,朝日の
各紙に紹介されました。
また、本年3月NHKの
ラジオ深夜便で紹介
され
当時を知る高齢者からは
市民目線の歴史記録として
評価、絶賛されました。
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 この絵手紙では、はじめに昭和初期の知多地方に残る庶民生活の風俗・習慣と、昭和の大恐慌に始まる、地方「女の子」の身売りの話、銀行の倒産、そして太平洋戦争の開戦に至る時代を、事実に基づく一コマ,一コマの絵手紙として、開戦への歴史の流れを描き出している。
 戦中の部分では、愛知県半田市で東洋一の飛行機工場を目指して建設されていた、「中島飛行機」で東南海地震に会い、学徒動員で働いていた多数の高等女学校生が亡くなられた話, 名古屋空襲の話、海外の戦争では、インドのインパール作戦で7万人もの日本兵が餓死、戦死した話、日本軍が玉砕したガダルカナル島では、一匹の蛇、ミミズを分け合って生き延びた 数少ない兵隊さんの話など、すべて体験者の実話をもとに描かれている。
 戦後の部分では、満州から引き揚げた婦人が、余りにも悲しく悲惨で人に話すことも出来なかった事実を、戦後60年にして、涙ながらに語られた話もある。
 最後は、戦後の驚異的インフレ、戦友を弔う絵手紙で終わっている。

著者は、「今日の日本が余りにも裕で、つい半世紀前に起こった悲惨な歴史上の出来事が、風化されることを心配し、この様なことが二度と繰り返されないことを祈って、 小中学生にも理解できる昭和の歴史書として、また平和を祈る絵本として、出版を決意した」と話しております。

次に「昭和の絵手紙」発行の前後に、新聞各紙に掲載された、紹介記事を転記致します。

戦争伝える「昭和の絵手紙」(中日新聞:平成17年8月6日)

 活動写真を楽しむ人たち、自転車に乗ったイワシ・売りのおじさん、そして友人の亡きがらを戸板で運ぶ女学生・・・。
 半田市亀崎常盤町の間瀬時江さん(81)が「昭和の絵手紙」を自費出版した。 自分の体験や聞き取った話を基にこつこつ描き、戦前、戦中、戦後の地元半田の生活や風俗、悲惨な戦時下の様子などがうかがえる内容になっている。                                 【石井友恵】

間瀬さんは半田に生まれ育った。.戦時中は、軍需工場「中島飛行機」半田工場で事務職員として勤務。学徒動員された女学生らが、1994(昭和19)年の東南海地震で死亡した、 戸板で運ばれている現場に遭遇。また翌年の半田空襲も体験した。20数年前から絵に親しみ、半田市美術展で2度の市長賞を受けるほどの腕前だが、戦争体験を描くことはなかった。 2003年「戦争の犠牲を伝えておかなば」と戦争にまつわる記憶を呼び起こし、絵筆を執った。親戚や近所の友人、同級生らの体験も聞き取り、昔話を含めてつづった絵手紙は300枚以上に上る。
戦後60年を迎ええ、周囲の勧めもあって、ことし6月に出版を決意。仕上げた中から約120枚を教育や娯楽、生活、太平洋戦争などに分けて収録。聞き取った話を基に海外戦地の様子をしためたものもある。 A4変型判、105頁 七日午後二時から半田市東洋町のアイプラザ半田である演劇クループ「半田の歌」の戦争をテーマにしたにした公演でも販売される。                1冊1890円

「あの時忘れず後世に」(毎日新聞:平成17年8月5日)
間瀬さんが心に焼き付けた一コマ描く

半田市亀崎常盤町、自営業、間瀬時江さん(81)が、終戦直前の東南海地震、半田空襲を描いた絵手紙を「昭和の絵手紙」という本にまとめと、6日出版する。                                  【林幹洋】

半国空半田空襲の「絵手紙」本出版
間瀬さんは女学生のころ、半田市上浜町の中島飛行機半田製作所に学徒動員された。1944年12月7日の東南海地震で工場が倒壊、学徒ら153人が、翌45年7月24日の半田空襲では、 合計272人が犠牲になった。
 2年ほど前、趣味で絵手紙を描き始めた時、真っ先に描いたのが、友のなきがらを戸板に乗せて運ぶ、女学生らの姿だった。ペンで絵を描き、絵の具で色付けした。斎場の受付 の絵には、「父母もこれず、友達に見送られて、若き花散る」と、一言着け加えた。爆撃でで燃上がる町、艦上機の機銃掃射、おばあさんから聞いた話など、間瀬さんが心の ファインダーに焼き付けた一コマ一コマを鮮やかによみがえらせた。「あの時を忘れないで、若い人に伝えなければ」と、出版を決意。これまでに強いた約300枚から100枚を選び、 昭和初期の環境・生活、太平洋戦争開戦前から戦後の引き揚げ、戦友の弔いなど6話に分類、構成成した。本は、縦26.5等、横20cm
100頁、オールカラー。1000部印刷し、価格は1890円。
間い合わせ・申し込みは、間瀬時江さん(0569.28.0171).

「激動昭和」絵手紙に(朝日新聞:平成17年8月14日)
時江さん(81)第2次大戦中の東南海地震や空襲など、暮らしの中での忘れられないシーンを絵手紙総手にして、自費出版した。
貧しくても、生き生きとしていた子どものころ、次第に近づく戦争の足音、次々と運ばれてばれてゆく動員学徒1の遺体・・・。
言葉では言い尽くせない激動時代が現れる。           【浅井 直】

タイトルは「昭和の絵手紙」。ほぼB5版の大きさで100頁、絵手紙はオールカラーで約120点収録した。絵手紙を描き始めた姶めたのは、03年1月頃から。
家業の菓子屋で、店先に立ってお客から昔話を聞いているうち、語り手が次々と亡くなるのをなるのを目の当たりにして、「何とか人々の記憶を残したい」と思い立った。
 最初に描いたのは、自身第2次大戦中に体験した同市内の軍需工場「中島飛行機」での東南海地震の災害だった。間瀬さんは19歳で同社に就職、地震当日も組み立て工場南の事務室で 働いていた。「外へ飛び出すと、地面が割れて泥が噴き出し、工場は阿鼻叫喚の渦でした」。翌日になると、倒れた工場から動員学徒の女生徒の遺体が何体も戸板に乗せられ、学友の 手で運び出された。「これだけは絶対忘れてはならない。そんな気持ちで描きました」。.
体験者から直接聞いた題材も数多い。召集令状の「赤紙」を配ってくるのに気づいて、そっと家の裏へ隠れた新妻の話、戦後に復員してきた夫の弟、初めて見る父親と思って飛びつく子供、 引き揚げ途中でいったんは現地の人に売った子供を、気が狂ったように取り戻そうとする母親,、語り手に絵の確認もしてもらうこともあり、間瀬さんは「すべ本当のこと」という。
一方暮らしを描いた作品は楽しい。活動写真の上映風景、自転車で飛ぶように売り回った「いわし売り」地元から三河方面に出かけた「おひな売り」など。介護施設の高齢者向けに描いた ところ大好評で、毎週1回描き続けてきたという。描きためた絵手紙が数百点になったのを知った間瀬さんの子供や弟が出版を勧め、実現した。間瀬さんは「言葉ではなかなか伝わらない ことも、絵でなら伝えられる。絵手紙をきっかけに様々な世代、人との橋渡しができれば」と話す。
     1890円(送料別)問い合わせは間瀬さん(0569-28-0171)

絵手紙戦争生々しく(参考-中日新聞:平成15年8月14日)
空舞うB29、地震で倒壊の軍需工場

空を覆い尽くすB29、爆撃の火柱、戸板で運ばれる負傷者…。愛知県半田市亀崎常盤町の問頼時江さん(80)は、戦時中の悲惨な光景を今年から 絵手紙でよみがえらせている。終戦から五十八年。
歳月を超えて絵筆を執らせているのは「若い人に戦争の犠性を伝えておかなければ」の思いだ。
問瀬さんは戦時中、半田市内にあった軍需工場「中島飛行機」で事務職員として勤務。学徒動員されていた女子生徒が1944(昭和19)年12月の東南海地震で死亡して戸板で運ばれている現場に 遭遇し、翌年7月の半田空襲も体験した。20年ほど前から日本画に取り組み、半田市美術展で2度の市長賞を受けるほどのキャリアを積んだが、素材は花などが中心で、戦争体験を描くことはなかった。転機はことし初め。若い絵の仲問から現在の不況と昭和の不況がどう違うのかと聞かれたことから世代のギヤツプを感じ、当時のことを何かで残すことの必要性を痛感。昭和初期の 生活ぶりなどを絵手紙に描き始めた。
苦しかった生活の記憶を思い起こすうち、どん底の不況が戦争へとつながづていったことをあらためて知り、戦時中の絵を描くことが増えたた。「命の限りを考えると、戦争を伝えておきたいという気持ちが抑えられなくなったんです」
 米軍の爆撃機B29の絵に「潮岬を経て本土へ次々と来る 夜も空襲警報で眠れない 食物もない 一寸(ちょっと)小突かれるとへタヘタと倒れる」。
東南海地震で倒れた建物などの生々しい絵には「レンガの下になって沢山(たくさん)亡くなる、足が抜けなくて切るしかなかった人もある」などと書き添えた。
間瀬さんが見た光景の」ほか、同年代の人たちから聞いた話を参考に描く。いずれも戦争の悲惨さを生々しく伝えるものばかり。約四十枚を仕上げ、親しい人に出したりしている。
間瀬さん の絵手紙は、名古屋市中村区名駅の愛知県中小企業センターで16日まで開かれている「あいち・平和のための戦争展」で8点が展示されている。

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